Shotaro's factory
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2018/12/23 ものづくりと学校生活ー未踏ジュニアを終えて
二歳 ドミノを並べる
六歳 LEGO MINDSTORMS二足歩行ロボット
ものづくりの合間にバイオリンの練習
未踏ジュニアを終えて、改めて自分のものづくりについて考えました。
僕は、ものづくりを始めたきっかけというものが特になくて、気がついたらいろいろ作っていました。
2歳頃からドミノが好きでした。
ドミノで形や文字を作ったり、部屋の端から端まで並べたりして、ずっと遊んでいました。
母によると、「目指す形ができるまで、失敗しても何度もご飯も食べずに作り続けていた」そうです。
倒すより作るほうが好きで、アルファベットの文字に並べたり、高く積み上げたりしていました。
まだ学校も幼稚園もなかったので、朝から晩まで作り続けてました。
レゴは、4歳くらいではじめました。
組み立てて家を作るのが好きで、大きな家を作っていました。
ドミノと組み合わせたりもしました。
その後レゴのテクニックパーツを買って、ギアを回してずっとあそんでいました。
モーターやスイッチとライトを使って、初めて動くものを作りました。
6歳の誕生日と入学記念を兼ねて(誕生日が3月末なのです)、マインドストームを買ってもらい初めてプログラミングをして、いろんなものを動かしました。
作ったらすぐ満足してしまうので、何度も分解して違うものを作ってました。
小学校からSCRATCHを始めて、プログラミングでゲームを作りはじめました。
3年生くらいまでは、自由時間がたくさんあったので好きなだけやっていました。
ARDUINOを使った電子工作を始めたのは、3年生の頃です。
単発のARDUINO講座に何回か行って、帰ってきたらその応用作品を作りました。
4年生になって部活が始まると、ものづくりをする時間が少なくなったけど、まだ宿題なども少なかったのでやっていけました。
ただその頃から積極的にイベントに出展するようになり、忙しくなりました。
そして中学生。
5月頭に未踏ジュニアの申し込みがありました。
中学生になると、勉強量が増えて、部活もとても忙しくなりました。
未踏ジュニアに挑戦してはみたものの、この時間がない中でやっていく事ができるのか。
いろいろ考えた結果、ものづくりの時間はそのままで中学の勉強をきちんとこなしていくには、授業中に全部覚えれば家で勉強をしなくても良いんではないかと考えて、
小学校の時より真面目に集中して授業を受けるようにしました。そうすれば家では宿題だけやればよいので、時間を作る事ができました。
また部活はオーケストラ部に入っていて、バイオリンをやっています。作品作りや成果報告会などがあり、他の人より練習できる時間が少なくなるので、部活を休むときは毎回持ち帰って練習をしました。
成果報告会が東京である時は、楽譜を持っていって夜にホテルで譜読みをしてエアバイオリンで練習しました。
すきまの時間で出来る事を考えて、少しづつこなしていきました。
僕は音ゲーが好きで息抜きにゲームをやったりもしています。
音ゲーは1曲1曲で分かれているので、自分の遊ぶ時間のきりがつけやすいです。
こんな感じに時間を使って、作品作りをしています。
未踏ジュニアの為に、部活をやめる事も最初は考えていましたが、やって出来なかったらその時に考えればいいや、と思ってとりあえず両方ともやる事にしました。
忙しかったからこそ、時間をなんとか有意義に使う方法を考えてやれていたと思います。
忙しいからできないと考えるのはもったいないです。これから未踏ジュニアに応募しようと思っている方も、そうでない方も、できるか迷ったときは、とりあえずやってみればいいです。
できなかったらその時考えればいいです。そのほうが後悔はありません。
とても忙しかったけど、未踏ジュニアは最高でした。頑張ってやった価値を感じられると思いました。
迷っている人は、未踏ジュニアに挑戦してみてください。やればやるだけ楽しいです。
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