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2020/12/07 Violinista


リズムモード
僕は今までハードウェアを中心とした子供向けのデバイスを主に作っていましたが、 今回、初めてUnityを使ったソフトウェアのゲームに挑戦しました。

僕は学校のオーケストラ部でヴァイオリンを演奏していましたが、三年生で部活を引退しました。
そこで今までを振り返って、ヴァイオリンをテーマにした作品を考えました。
今までの僕の作品とは違って、クラシックでシンプルなイメージの作品を目指しました。
ヴァイオリンモード
Violinistaは、ヴァイオリンを演奏する感覚で楽しめるリズムモードと、 実際にヴァイオリンを演奏してゲームをすることができるヴァイオリンモードがある音楽ゲームです。
ヴァイオリンの弦を再現した四本の線にノーツが降ってきます。
リズムモードでは、弦に出現した音符とノーツが重なったタイミングでタップすると、音符が弾けてヴァイオリンの音が流れます。
ノーツの位置はヴァイオリンの指の位置になっていて、画面の範囲外に飛ぶノーツはヴァイオリンのポジション移動のようにスライドして取ります。
難易度はスライドの量によって決まっていて、Beginnerはスライドしません。
うまくタップできると、曲を演奏することができます。
ヴァイオリンモードでは、タイミングに合わせてヴァイオリンを演奏することでノーツを取ることができます。
正しい音程を出さないと反応しないので、ゲームをすることでヴァイオリンの練習にもなります。
画面設計
ヴァイオリンをできるだけ表現するために、弦や指の配置を再現して画面を構成しました。
リズムモードは、他の音楽ゲームにはない指板のスライドやメロディーを奏でるノーツが特徴です。
楽譜をそのまま譜面にするので、楽譜をMusicXML方式で保存し、あらゆる情報をXMLファイルから読み取れるようにしました。
そのため、簡単に曲を追加することが可能です。
収録楽曲は打ち込みで、オリジナルのアレンジを加えています。
ちなみに、トップ画面のヴァイオリンは僕が演奏しています。
オートプレイモードでは、ノーツだけでなく指板のスライドのお手本を見られるようにしました。
また、このゲームの最大の特徴は、実際にヴァイオリンを演奏するヴァイオリンモードです。
マイクで音を入力して周波数分析をして、正しい音程かどうか判定しています。
素材は、実際のヴァイオリンの演奏を撮影してトレスしたり、手書きの楽譜を使用したりしました。
素材づくりは、友人にも協力してもらいました。

微妙に判定がずれる事があるので、まだ微調整が必要です。
良かったら見てください。↓
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